2013年4月14日日曜日

中国の物価上昇率のすごさ

中国暦8年目。この8年で色々変わったが、気になる「中国の物価」 について。

巷ではよく「中国はインフレ状態」とよく言われるが、まさにその 通りで、物が高くなることはあっても安くなることはまず無い。たとえば 私が中国に来た当初(2005年)はスーパーでりんごを買えば2.5元(35円 )/500gも出せば良いのが買えたが、今では7元(90円)ほど出さない と買えない。最近、めっきり果物を食べる機会が減った。

物価の上昇に伴って実は給料も上がっている。「中国の人件費は上 昇の一途」と言われるが、たとえばうちの相方(と言ってもまだ結婚して ないが)は大卒初任給の時に比べ今の給料は手取りで約3倍になってい る。それでも生活は苦しいが。アップルの下請けをしている台湾企業のロ ーカルワーカー(工場現場で働く人たち)でも今では月に3,000元 (約40,000円)は最低でももらえる。

とにかく物価は上がった。さらに中国では今後5年間のうちに所得 を倍増させる計画を打ち出している。給料が上がることはうれしいのだが 、正直今までは「人件費の安さが魅力」で中国に進出してきている日系 企業にとって、これは打撃。しかも日系企業を相手に商売をしているよう な人にとってはもっと打撃。ただし、13億市場はやはり魅力的なのは 言うまでも無いんだが、それはまた別の機会に書くとする。まあ物価のほ うも最近でこそ落ち着きを見せているが。

さて、自分の給料はと言うと、、、(さっき計算してみたら初任給 (5年前)に比べて1.4倍ほどでした。給料もっとくれー)。

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